2018/12/13   
Category: 旅行

チュニジアからイタリアへフェリーで

シチリア島のパレルモ
チュニジアからイタリアのシチリア島へ移動しました。
あまり安いフライトチケットがなく、他のオプションを探していたらフェリーがありそちらの方が安かったので購入しました。
夜の18:30時にチュニスを出発し翌朝7時にパレルモ着です。
grimaldi-linesというイタリアの会社のフェリーでした。
席のオプションがあって、デッキ、映画館の座席、4人部屋、個室などがありました。
一番安いデッキ席に10ユーロ追加で4人部屋が選択できました。
ちなみにこの路線は毎日は運行しておらず、自分の行った11月は週2回で18:30出発と夜中の3時出発のものがありました。
18:30のチケットは43ユーロで、3時発は35ユーロでした。
ちなみにフライトチケットは60ユーロ近くしました。
寝て朝起きるとパレルモに着いているということで、ホステル代を浮かすこともできたので良かったと思いました。

気になる部屋の中ですが、収納タイプのベッドが両壁側に2つあり、室内にシャワー/トイレが着いていました。
4人がスーツケースを開けるスペースはありませんでしたが、自分はバックパックだったので何の問題もありませんでした。
チュニスとパレルモ間のフェリー
ベッドには電気のチャージャーと個人用のライトがあり思ったよりも快適に寝ることができました。
ちなみに男性と女性は別の部屋になります。
3点注意したいことがあって、安い方のキャビンを選択したので外が全く見えない、館内のアナウンスがイタリア語のみ、サンドイッチなどの軽食などが買えないということです。
夕食はあるのですがとにかく高かったので、何か持参することをお勧めします。
そしてユーロしか使えないように思えました。

フェリー乗り場が分かり辛く、行く途中にいろいろな人に聞かなくてはいけませんでした。
このカフェを目指すとフェリー乗り場に着きます。

フェリー乗り場で出国のチェックを行います。
検査する人もなんかカジュアルというか。。。
差し出したパスポートを見る前に、自分が数十本重ねて身に着けているブレスレットに興味を持たれ、お土産に一つちょうだいと言われてしまいました。
そして簡単な質問をされパスポートにスタンプを押してくれました。
その後、簡単な荷物のチェックはありましたが時間もかからずすんなり終わりました。

ここで数十分待たされました。
チュニスのフェリー乗り場

今回乗ったフェリーです。
チュニスとパレルモ間のフェリー

全体的な流れですが、まずは港の窓口でプリントアウトしておいたチケット購入書をチケットに交換してもらいます。
その後、そのチケットをフェリーの中で見せ、ホテルのようなカードキーを最終的に貰いました。
このカードキーで部屋の出入りができるようになります。

結局出発は約1時間遅れの19:30くらいになったと思います。
すっかり暗くなっていて雷も時々鳴っていました。
チュニスの港

途中雨や雷などでほとんどデッキに出ている人はあまりいませんでした。
日本の船のように雑魚寝できるような場所はなく、一番安いチケットを購入した人は食堂の椅子で一夜を過ごすか、持参した簡易ベッドなどを通路に敷いて寝ていました。
娯楽施設はなく、食堂にテレビが一台だけありました。
小さなカフェがありコーヒーやクロワッサンなどは購入ができました。
ということでチュニスの港を離れてからはすぐに部屋に行って寝てしまいました。

管内の放送は相変わらずイタリア語のみでしかもキャビン内の部屋なので外が全く見えず、GPSも動作せずでどこにいるのか全く検討がつかないので、朝の到着予定に1時間ほど前に起きて時々デッキに出て確認をするようにしていました。

日の出後、デッキへ出ると雨も止んでおり、シチリア島を背景にうっすらと虹が見えました。
そしてパレルモ港に到着した頃にはすでに明るくなっていました。
パレルモの港

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