2018/12/10   
Category: 旅行

チュニジアの旅: シディブサイドとチュニス

シディブサイド
チュニジア5日目はスースからチュニスに戻りました。
電車の時刻表を調べるとちょうど良い時間帯が急行でした。
スースに来る時に普通の往復のチケットを買っていたので、カウンターでこのチケットで急行に乗れるか聞くと追加料金3.5ディナールを払えば乗れるということでした。
1 TND = 0.307EUR
1 TND = 39.13JPN
8:40発の電車だったので少し早めに8時くらいに駅に来て待っていました。
このモニターを見るたびに10分くらいずつ遅れが増えて行きました。
チュニジアの時刻表
結局40分くらい遅れて電車がスースの駅に到着しました。
最終的にチュニスには90分以上遅れて着きました。
周りの人もこれ急行でしょ?って感じで話をしていました。
事前に予想できていたので、今日の次の予定を詰め込まなくて正解だったなと思いました。

かなり古そうですがこの電車に乗っていました。
チュニジアの電車
チュニスの駅

GPSとマップを使って歩いていると大通り以外の細い道なども歩くので、人々の生活が見れて楽しいです。
後々地元の人から聞いた話ですが、夜はブルギバ通り周辺以外は危ないから歩かない方が良いと言っていました。
そう言われると昼間に歩いていたブルギバ通りから少し南へ行ったこのあたりもちょっと違うなという感覚はありました。

チュニスの車

白と青の美しい街シディブサイド

シディブサイド

宿泊先に荷物を置いてシディブサイドへ移動しました。

電車で0.7ディナールでした、人で結構込み合っていました。
チュニジアの電車

シディブサイドの建物は白い壁に窓枠やドアなどが青で塗られて美しく統一感のある街でした。
ここはやはりおすすめです。
シディブサイド
シディブサイド

シディブサイド

シディブサイド

シディブサイド

若者二人組に写真を撮ってくれと言われました。
始めはちょっと怪しいなとも思ったのですが、一生懸命不慣れな英語でコミュニケーションをとろうとしてくれました。
シディブサイド

帰りの電車をホームで待ていると偶然彼らにまた会いました。
電車に一緒に乗りチュニスへ行く途中に様々な話をしました。
たまたま同じボックス席にいた別の男性も加わってチュニジアの動画などを見せていろいろと紹介をしてくれました。
チュニスに着いて、どこか安くて良いレストランがないか聞くと連れて行ってくれました。
彼らは帰るようでそこでサヨナラをして食事を済ませました。
そうすると彼が戻ってきて街を歩こうと言ってきました。
どうやら帰らずにどこかで待っていたようです。
お茶だけご馳走していろいろと話をしました。
泊まるところがなかったらうちに来ていいよとも言ってくれました。
まだ17歳とのことでしがとても良い好青年でした。

最終日にやっとチュニス観光

チュニジア最終日はチュニス観光です。
まずメディナを歩き始めると観光客目当ての人が話をかけて来ました。
すでに他の街でメディナを見て来ていたので、ちょっと飽きていた部分もあり、朝食をとって足早に通りを抜けて行きました。
歴史のある建物が多く歩いていて面白い部分もありますが、思ったよりも生活感がなくなぜかあまりひかれませんでした。
ということで写真なしです。。。

メディナの入り口にある海の門
チュニスの通り
メディナを過ぎたところにある市庁舎前にあるモニュメント
チュニジアのチュニス

もっと現地の人が生活しているマーケットを訪れましたが、こちらは人々の生活を見ることができて歩くのが楽しかったです。
服、靴、バッグ、生活用品など様々なものが安く売られていました。
勝手な想像ですがこういうところでは大抵年配の方達が多いのかなと思ったのですが、結構若い人たちも買い物をしていました。
街中でショッピングモールなどは見かけなかった気がするので、昔ながらのこういったマーケットでところで買っている人も多いのかなと思います。

チュニスの通り
チュニスのマーケット
チュニスのマーケット
チュニスのマーケット
チュニスの通り
チュニスの通り

やはりテロの影響でいたるところに警察官がいて歩道整理がされていました。
テロ後のチュニス
テロ後のチュニス
チュニス
警察官の写真を撮っていたのですが、その警察官が寄って来て写真を削除するように言われました。というか強制的に削除をされました。
どうやら警察官を撮影するのは禁止のようです。

テロは二日前にこの観光スポットの近くで起こったようですが、何事もなかったかのように観光客が集まって写真を皆撮っていました。
テロ後のチュニス
しかし夜は人がいませんでした。
チュニス

そしてやはり首都の中心地ということもあって他の街に比べて圧倒的に人が多いです。
チュニスの通り

チュニスの通り
チュニスの通り
チュニスの通り

最後にチュニジアの人たちの写真です。
通りでカメラを構えていると、写真を撮ってくれと頼まれることが結構ありました。
やはり人の表情を写真に収めるのは楽しいです。
チュニジアの人々
チュニジアの人々
チュニジアの人々チュニジアの人々

チュニジアについた時は、同じアフリカ大陸の地中海沿いにあるイスラム圏の国であるモロッコに似ているのかなとか比べていたところもありましたが、やはりそれぞれの国で違いがあると思います。
モロッコの方が観光に力を入れているのは明らかで、観光のオプションも多く、観光客もモロッコの方が断然多かったです。
チュニジアでは交通手段があまり発達していなかったり、電車の本数や買い物のオプションが少なかったりするので、何を目的に来たいのかというのがあまり明確にならないような気がしました。
しかし、昔ながらの人々の生活が今でも見れ、人々も親切で、観光地化され過ぎていないという意味ではいろいろと楽しめたり見るところがあります。
もっと日数があったらカルタゴの遺跡や南の砂漠や島などに訪れて見たかったなと思います。

この後、チュニスの港からイタリアのパレルモへ船で向かいます。

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