この日はシェフシャウエンからフェズへバスでの移動でした。
昨日の記事にもあったように、偶然にも知り合ったインドネシアからのグループと同じバスになりました。
10時45分発で15時着で、途中昼食休憩がありました。

バスでの移動はいろいろな景色が見れてよいです。
途中湖があったりします。

ちなみにCTMバスのチケットを買うと座席が指定されています。
フェズに着いてからは彼らとタクシーに一緒に乗ってメディナまで行きました。
このグループ内の一組のカップルは今ラバトに住んでいてモロッコ語が話せたのでかなり助かりました。
というのも場所によってはタクシーを捕まえるのに結構苦労したりするからです。
そして同じところで降ろしてもらいさよならをしました。

地図ではその場所から次のゲストハウスまで歩いて15分くらいかなと思っていたのですが、地図が正確でなくてあるはずの道がなかったり無いはずの道があったりで途中何人かに聞いたのですが結局着くことができませんでした。
困った人がいると子供が寄ってきてどこのゲストハウスに行きたいの？と英語で聞いてきました。
すぐさまお金が目当てだなと思ったので、歩き始めてすぐに値段交渉をしました。
20DHくれというので15DHだったら払うと言いそのまま歩いて行ったのですが、途中で学校に行かないといけないのでここまでと。
（ちなみに15DHはバス停からメディナまで4kmくらいのタクシー代）
この道をまっすぐ行けば着くよ。信じてって。
土曜日の午後だし学校あるのかなと疑問に思いながらも、道を進んでいくもゲストハウスへは着けず。
そのまま歩いているとまた違う人が声を掛けてきてどこに行くの？と。
さっきぼったくられたと前もって言って、しょうがないからまた頼むと道案内の子供はいろいろな人に確認をしながら最終的にゲストハウスまで着くことができました。
というか全く標識がでていなかったので通り過ぎてもわからないというのが正解でした。
一番迷いそうなフェズでまず迷ったのですが、その後はあてにならない地図なしで歩くことができるようになりました。

モスクにはイスラム教徒しか入れない？

買い物をするならフェズが一番良いと言っていました。
マラケシュよりも安いとのことで、特にユダヤ系の市場の近くが良いとのことです。
翌日の午前中散策をしているとばったりとインドネシアのグループと再会しました。
一緒にまた歩いて回りました。
その後、イスラム教徒である彼らはモスクに行くとのことで一緒に入れさせてもらうとしましたが、入り口でスタッフに「イスラム教徒ですか？」との質問。
「いいえ」と答えると「入れません」と。
いろいろと説得をしてもらったのですが、結局だめで入り口で待つことにしました。

そうすると小学生くらいの子供が話しかけてきてここでは2分しか待っていられないよと。
早く向こう行かないと警察を呼ぶと言いがかってきました。
抵抗しようとしたのですが面倒臭くなったので相手にしないことにしました。
びっくりしたのがこの子供は自分がインドネシアのグループと一緒にいた時は仲良く話をしていたのに、自分がイスラム教徒でないことを知ると態度を180度変えてきたことです。
親の教育がそうしているのか分からないのですが、子供の頃からこういう風に育つと大人になってからがちょっと怖いです。
その後マラケシュに向かうということでさようならをしました。

午後も街歩きをしているとこれまた偶然にドイツ・ポーランドのカップルに再会しました。
なんて狭い世界なのだろうと思ってしまいました。
これはまたどこかで合うなと言って別れました。
なんか一人旅のはずが街を移っても誰かと一緒にいることが多い旅となってきました。
「出会い」これが旅の醍醐味だったりします。

次回は砂漠です！
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