2016/10/27   

ポルトガルに移住してよかったことわるかったこと

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リスボンに移住をして4年が経ちました。
今思うとあっという間という気がします。
ここであらためて何を思うか書き出したいと思います。

よかったこと

  • 仕事以外に自分の時間がもてる
  • 様々な国から人が来ていて文化交流が容易にできる
  • 夏休みを一カ月くらい取れる
  • 語学の学習ができる
  • 夏の湿度の少ないカラッとした気候
  • 人々が今を楽しむことをよしとしている(今のことしか考えていないという不満もありますが)
  • 果物が安い
  • 街がコンパクトなため友人に気軽に会うことができる
  • ヨーロッパの国である
  • 約36ユーロの定期券を購入するとリスボン内のすべての公共交通機関の利用が可能
  • 人々が規則にあまり縛られていない(これはときにわるいことにもなる)
  • 歩道を渡ろうとするとほぼ必ず車が止まってくれる
  • 基本人々が親切

日本で仕事をしていた時は毎日夜遅くまで働き、長い通勤時間で疲れ果て、週末は何もできずにただ寝ているだけということの繰り返しだったような気がします。
こちらでの仕事はほぼ残業もすることなく通勤時間も30分以内ですみ、帰宅後は自分のやりたいことに時間を割くことができています。
友人と会ったり、Wordpressやウェブサイトの構築を独学で勉強し、ブログを投稿し、語学学習をして、大好きな写真に取り組んだりすることで充実した毎日が送れています。
同じヨーロッパでもフィンランドとポルトガルでは人々、制度、生活水準、経済の状況も全然違います。
しかし、ポルトガルも EUに属しているということで一住民としては恩恵を受けていることも多々あります。
通販で物を買っても関税がかからない、デビットカードがどこでも使える、ユーロ通貨が同じなど。
そして様々な国の友人ができました。
主にヨーロッパですがこれは本当に興味深いことでいろいろな価値観の共有ができてとても素晴らしいことだと思います。

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わるかったこと

  • 給料が極めて安い
  • 所得に対する物価が高い
  • 人々が時間にルーズ
  • 計画性に欠ける人が多いのでプランが直前でないと決まらない
  • 冬から春にかけて雨が多くジメジメしている
  • 外食をすると日本より高くつくことが多い
  • 欲しいものが日本のように手に入らない
  • 隣人がうるさい(足音、話し声、ドアを閉める音など)
  • 路駐が物凄く多い
  • 電車が遅れる
  • 故障したエスカレーターなど修理されるまでの期間が物凄くかかる
  • 歯の治療費は全額負担
  • 病院でかなり待たされる

給料は日本で貰っていたものに比べて3分の1もしくは4分の1くらいに減りました。
物価も3分の1だったら問題がないのでしょうが、半分にもならないので生活が厳しくなります。
特に電化製品などは逆に日本で買ったほうが安かったりします。
正直、不動産の購入とかこのままだと無理だと思ってしまいます。
将来は副業を始めるか自分で起業するかしかないなと考えています。
その他のことに関しては最近やっとしょうがないと思えてきたところです。
自分は仕事が確証されていたのでこちらに移住を決めましたが、こっちに来てから仕事を探そうとするととても大変だと思います。
大学や大学院を出ても仕事が見つからないと皆嘆いています。
これはカフェやショップでのバイトすら見つからないということです。
移住をしたいと思っている方はなぜ移住をしたいのかを今一度考えまとめることをお勧めします。

こんなところでしょうか。
さらに思い浮かんだら更新します。
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