2016/10/24   
Category: 旅行

モロッコ旅3:昔の人々の生活が見れる街ティトゥアン

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いつもはAirbnbを使うことが多かったのですが今回はほとんどbooking.comで予約をしました。
理由はふたつあって、メディナと呼ばれる旧市街地に泊まりたかったのと値段が安かったからです。
Airbnbのリストに載っていたのはメディナから外れたものが多く値段も高かったです。
因みにここで泊まったゲストハウスは1泊10ユーロでシングルルームの共同バスでした。

移動中ほとんど眠れなかったので少し仮眠をとってロビーへ降りていくとスペイン人のグループがいました。
これから現地のガイドに街を案内してもらうということ。
一緒にどう?と誘われたので参加させてもらいました。

初めてのメディナということもあって細い道がクネクネとしており方向感覚が全く分からなくなり、ガイドがいて効率よく回れることができました。
丘の上からは街並みがよく見え白の街という印象がさらに強くなりました。
現地の人々も入る小さな路店が結構あって歩き回るのはとても楽しかったです。
夕食を共にし、その後一人で少し歩き回ってゲストハウスへ戻りました。

ベルベル人のカーペットショップ

観光客の多くは決まったカーペットショップに行くようです。
ここで会ったスペイン人のグループと行ったのですが、値段交渉は必須のようです。
というのも後に会った人達もこのショップに行って値切って80ユーロでカーペット2つとベッドカバーを購入できたそうです。
このスペイン人達は同じような買い物で交渉をせずに言われた値の200ユーロ払っていたので、今後の旅で言い値の半額には絶対にできると確信をしました。

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ゲストハウスのテラスからの眺め

オーナーは北アフリカの先住民であるベルベル人でした。
そして葉っぱを吸っていていつもとても陽気でブラボーと連呼していました。
オーナーの夕食時にタジン鍋をご馳走してくれました。(自分は2度目の夕食)
その後、スタッフも会話に入ってきてモロッコでたくさんのハリウッドムービーが撮影されたこと、日本とモロッコが舞台となったバベルなど映画の話で盛り上がりました。

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翌朝、移動まで時間があったのでメディナを歩いていると人々が結構話しかけてきました。
なぜか皆”Sayonara”と言ってきました。
ここで感じたのは何かを売りつけようとか、ガイド料をせしめようというのではなく純粋にコミュニケーションを楽しみたいという雰囲気が伝わってきました。
そのため人々の印象はとても良かったです。
しかし、写真を撮られるのは皆嫌がります。。。
フリーマーケットのように路上にもの並べて商売をしている人たちを多く見かけました。

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この人達の一日はこの路上で始まり暗くなると家に帰るという日々を過ごしているんだなと漠然と思いました。
なんかそう考えると彼らにとっての世界(行動範囲)はこの小さな街そして地域なのかなと感じてしまいました。
もしかしたら親の代から続いてそれを引き継いでいるのかなと。
自分は日本で生まれ育って旅行が好きでポルトガルに今住んでいるということを考えると彼らの世界観とはかなり違うと想像できます。
それはどちらが良いとか悪いとかではないですし、どちらが良い人間になるとか関係ないと思っています。
しかし、自分が考えているのはどれだけ自分の世界を広げていけるのかっていうことに興味があります。
それは旅をすることかもしれないですし、言葉を学ぶまたは世界各国からの友人を作って様々な文化に触れるなど。
日本で生まれたから日本に住んで日本のスタンダードに合わせてそして日本で死んでいくということが当たり前に思える人もいると思いますが、自分はもっと世界を探求したいなと強く感じています。

ちょっと長くなってしまいましたが、ティトゥアンは後から感じたのですがまだまだ観光客も少なく、自分としては最終的には好きな街となりました。

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ティトゥアンからシェフシャウエンへの移動は次回の記事で。
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