タンジェ旧港に着き両替を済ませ、この日の宿をティトゥアンに予約をしていたので早速移動をしました。
どの都市／街にもだいたいCTMとGR(Gare Routière)という別の場所にあるターミナルがあります。
CTMターミナルはCTMが運行するバスが発着し冷房完備で観光客が乗っていることが多く、GRは様々なバスが発着しておりどちらかというと地元の人たちが使用するイメージです。

CMTバスはサイトでも時刻表を簡単に確認できるのでとても便利です。
ティトゥアン行きのバスはこれら2つのターミナルから出ており、CTMのバスは16:45分までないのがわかっていたので、GRまでタクシーで行きました。

そこで客引きの人がどこ行くのと怪しいのかと思っていたのですが、金額を聞いたらCTMと同じ値段なのでいいかとその人からチケットを購入しました。
ちなみに20DHと荷物を預けるのに5DH払いました。
この5DHはモロッコ中どこの路線でも同じ金額でした。
どうやら自分が最後の客ですぐに出発とのことでした。

座席は段ボールの板

指差された席はサイドにある出入り口の階段の上に敷かれた段ボールの板。。。
すでに2人が座っており、その人たちにここだよって手招きされました。
90分の旅はこの段ボールの上に座って移動しました。
（旅だとなんかこういうのも楽しめてしまう）

外の景色も見えずただこの2人と話をしようにも言葉が通じません。
基本的にモロッコはフランス語圏と思われているかもしれませんが、アラブ語ともまた違ったモロッコ語が公用語で北はスペイン語で南はフランス語を話せる人もいるといった感じでした。

自分が座っていたところからの目線

先にいた２人が座っていた場所（彼らが降りた後自分はここへ移動）

途中で乗客が降りたので最後の15分くらいは座席に座ることができました。
その隣に座っていた人は英語もある程度話せたのでどこで降りたら良いかなど教えてもらいました。
この人は試験会場に移動するためにこのバスを利用していたとのこと。
結構びっくりしたのが男性はポロシャツの人もいましたがほぼ皆襟付きのシャツを着ていたことです。

ティトゥアンのGRターミナル

ここから坂を登って30分くらい歩くと中心地に着きます。
第一印象はとても安全な感じがするということでした。
中心地まで着いて携帯で地図をみながら歩いていると、英語で声を掛けてくる人がいました。
どこのホテルに泊まるの？って。
行き方わかっているからいいですと言っても無理にガイドをしようとしてきました。
50m先のゲストハウスまで付いこられ、最後コーヒーおごってくれって。
いやだと断わると街案内しましょうか？って言われたのできっぱり断りました。

ティトゥアンの街歩きは次回の記事で。
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