10月前半に10日間かけてモロッコに行って来ました。
リスボンからモロッコへは飛行機で2時間もかからずとても近いです。
タンジェ着の飛行機が夜中着しかないというのもあって、だったらと思い”行き”はバスとフェリーを乗り継いで行ってみることにしました。
ちなみに値段はほぼ一緒でした。

簡単な全行程の移動経路は以下で基本バスで移動しました。

リスボン　→　セビージャ　→　アルヘシラス　→　タリファ　→（ここからモロッコ）タンジェ　→　ティトゥアン　→　シェフシャウエン　→　フェズ（フェス）→　メルズーガ　→　ティンジル　→　マラケシュ　→　カサブランカ　→　リスボン

以下のルートは別の交通手段を使用しました。
タリファ→タンジェ：フェリー
マラケシュ→カサブランカ：電車
カサブランカ→リスボン：飛行機

リスボンからアルヘシラスまでのチケットを事前に購入しておきました。
リスボンの電車のオリエント駅に隣接するバスチケットカウンターで購入しました。
71ユーロでセビージャで一度乗り換えがあります。

ネットではinternorte.ptで購入可能です。
FROM “LISBOA ORIENTE”
TO “ALGECIRAS”
日付を選択してPROCURARをクリック

リスボン　→　セビージャ

リスボンからセビージャへのバスは夜22時出発でほぼ満席でした。
予定時間を無視して出発したりするので早めに行って待っていた方がいいです。
シート自体はいい感じなのですが前との間隔が思ったよりも狭いのと常時青色のの非常灯が点いていてあまりよく寝れませんでした。
女性でアイマスクをしたら問題ないかともいます。
途中は確か2度トイレ休憩があって一度は夜食を食べれるくらいの時間がありました。
最後のバス停から乗り込んだ人は席がなく立っていました。

ポルトガルとスペインは1時間の時差があり1時間進んでいます。
予定よりも少し早く朝の5時50分にセビージャのPrado de San Sebastianターミナルに着きました。
セビージャでは2つ停車駅があって2つ目だと聞いていたので分かりやすかったです。
下車するとアルヘシラス行きのバスが横に停車しており、6時に出発するとのこと。
予定では6時15分着の7時出発だったのでラッキーでした。

セビージャ　→　アルヘシラス

8時になってもまだまだ暗く外は何も見えないような感じでした。
その中でも子供たちの学校へ通う姿も多く見られました。

アルヘシラスからもタンジェ行きのフェリーが出ているのですが、それらのフェリーはタンジェの新港に停泊しメディナと言われる旧市街地からだいぶ離れたところにあります。
タリファから出るフェリーは旧港に停泊し旧市街地の目の前のためそっちを選びました。

バスの運転手にタリファからフェリーに乗りたいがどこで降りたら良いかと聞いたら、アルヘシラスのフェリーターミナルでチケットを買えるとのこと。
９時ちょっと前にアルヘシラスへ到着しフェリーターミナルへ。

アルヘシラスフェリーターミナル外観

ターミナル内部

タリファからのフェリーチケットを37ユーロで購入しました。
このチケットがあるとアルヘシラスからタリファまでのバスも無料で乗れます。
ちなみに２時間おきにフェリーが出ており、2社フェリーを運行しているっぽいです。
自分が今回乗ったのはFRSフェリーでした。

アルヘシラス　→　タリファ

バスは10時出発し、10時30分にタリファに到着しました。
フェリーは11時出発でしたが荷物チェックなどがありあまり時間的に余裕はありませんでした。

タリファ　→　タンジェ旧港

スペインとモロッコでは1時間時差（1時間遅れる）がありまたポルトガル時間に戻ります。
約1時間の船旅ということで11時出発で11時に到着します。
この船内でモロッコへの入国手続きをすませます。
チケット購入時に申請書を受け取るので記入をしておきます。
結構列ができていて10分くらい待たされたかと思います。
船内は自由に席を選べなかなか快適な空間でしたが、自分はずっとデッキに出て外を見ていました。
あまり期待していたような素晴らしい景色ではなかったのですがヨーロッパ大陸とアフリカ大陸が近くにあることを感じられました。

スペイン側

モロッコ側

モロッコ入港後は次の記事で。
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