2015/12/07   
Category: 旅行

ブカレストからソフィアへの電車の旅

[12月5日]
この日はルーマニアのブカレストからブルガリアのソフィアへ電車で移動。
前日に購入した2等席のチケットは142Lei。
12時にホテルをチェックアウトして、のんびりと北駅を歩いて回って、9時間半の旅の準備に残ったLeiを使い切ろうと食料を購入しました。1Leuだけ記念にと残しておきました。

そして出発時間の25分前に乗り込みました。
そこには一人のスタッフが既に乗っていて、チケットを見せると席を案内されました。
その後、調査官だと名乗り身分証を見せてきました。
なんか怪しんだよなって思いながら、話を聞いていると先日あった60人が犠牲にあった事故に寄付をして欲しいということでした。
元々お金を持っていなかったというのもありますが、面倒くさそうだったので残りの1Leuをあげて帰ってもらいました。
前に友人から聞いた手口で、どこに財布をしまっているのかこういうやりかたでチェックをし、その後、飲み物に睡眠薬のようなものを入れて後から財布を盗むというものです。
そういうこともあって念のため、財布はバッグのロックが出来る場所にしまいなおしました。
結局その後は何事もなかったのでよかったです。

車内は8人席ごとに部屋が別れており、自分の部屋にはチェコからの女性と一緒でした。
古そうな電車でしたが、自分で調整のできるエアコンもあり二人だけということもあってゆったりできました。
彼女はソフィアに住んでおり、休暇を取ってプラハに帰ってその後いくつかの国を訪れてブカレストから自宅へ戻る途中とのことでした。
何やらとても疲れているらしく、会話はそのままやめてしまいました。。

train_bucharest_sofia

train_bucharest_sofia1

train_bucharest_sofia2

車内からはずっと牧草っぽい景色が永遠と広がっていました。

view_from_train_romania

そしてブカレストを出発して約2時間後、ルーマニアの国境駅Giurgiuにてパスポートコントロールがありました。
担当がパスポートを集めていって10分後に戻るとの事を告げられました。
確かにパスポートは10分後くらいに返却されたのですが、その駅に結局30分くらい停車していました。

その後、ルーマニアとブルガリアの国境を隔てる川に架かる橋を渡っていると、同室の女性が「これはチェコが作った」と得意げに言っていました。
ブルガリアのRoseという町へ入った途端に、ルーマニアとはガラッと変わって整備された道路、古くてもある程度メンテがされているであろうアパートそして工場地帯ならではの光景が目に入りました。
川を渡るだけでこんなにも違うのかとびっくりしました。
Giurgiuは電車に乗っていても路上にゴミが散乱しているのが見て取れ、決して観光目的で滞在したいとはとても思えなかったのですが、Ruseには少し興味を持ちました。

romania_bulgaria_border

ブカレストを出発して約3時間後、Ruseで再びパスポート検査になりました。
警官は全く英語を話さない感じですが、自分のパスポートを見て微笑んでいました。
ここでも約30分停車していたので、結局国境越え関連で一時間所要したことになります。

ruse

この時点で空もだいぶ暗くなってきて、外の景色を見ることができなくなりました。
Plevenに着いたのが19時30分過ぎ、5時間(1時間はパスポート検査のためマイナス)経っても地図上ではまだ半分くらいしか来ていないように思われました。
かなり遅れているのではと思いましたが、そこから線路が整備されているからか速度が俄然速くなったように感じました。
Cherven Bryagには20:20頃に過ぎ、結局20分位の遅れで22:40頃に着いたと思います。

到着したときにチェコの女性が話できなくってごめんなさいと言われました。
そして、どうやら途中まで同じ道のりのようで一緒に行くことにしました。
正直この時間に情報の全くない初めての場所に着くということで少々不安があったので助かりました。
途中さようならを言って宿泊先まで約15分歩いて到着しました。
しかし、寒いです。。。
[wp_ulike]

Booking.com
Booking.com