ベレン地区には世界遺産のベレンの塔やジェロニモシュ修道院がありとても見所の多い地区です。
発見のモニュメントにはバシュコ ダ ガマやフランシシュコ ザビエルの像も見ることができます。
ミュージアムや公園も複数あり、川沿いは特に散歩にも最適なエリアです。
有名なエッグタルトのお店パシュテイシュ ド ベレンもあります。
- ジェロニモシュ修道院 / Mosteiro dos Jerónimos
- ベレンの塔 / Torre de Belém
- 発見のモニュメント / Padrão dos Descobrimentos
- パシュテイシュ ド ベレン / Pastéis de Belém
- Maat(ミュージアム)
- 国立考古学博物館 / Museu Nacional de Arqueologia
- CCB / Central Cultural de Belém
- ベラルドコレクションミュージアム / Museu Coleção Berardo
- 海洋博物館 / Museu de Marinha
- 国立馬車博物館 / Museu Nacional dos Coches
- 民衆美術館 / Museu de Arte Popular
1.ジェロニモシュ修道院 / Mosteiro dos Jerónimos
世界遺産になっている修道院で、建設工事はマニュエル一世の発起で胡椒税、アフリカとアジアの貿易取引などで得た資金によって1501年に始まり、およそ1世紀後に完成しました。
マヌエル建築の「王冠の宝石」と見なされており、後期ゴシック様式とルネサンス様式の要素を融合されています。
祈りを捧げる場として使用され、新しい世界を発見するために離れた船員や航海士に霊的なサポートを提供するためでした。
その後、1755年のリスボン大震災時の崩壊など含め、幾度となく改修工事が行われています。
1983年に、修道院はユネスコによって世界遺産に登録されました。
内部には航海者のバシュコ ダ ガマとや詩人ルイシュ カモンイシュの棺が収めされています。
見どころはたくさんあるのですが、建物の細部に渡った装飾が素晴らしく、中庭にある回廊は必見です。
メモ
入場料
10€
ジェロニモシュ修道院と国立考古学博物館との共通チケット: 12€
開館時間
10月-4月 10:00-17:30
5月-9月 10:00-18:30
閉館日: 月曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月25日
2.ベレンの塔 / Torre de Belém
この白く優美なタワーは正式にはサン ヴィセンテの砦でマニュエル一世によって1515年から建造されました。
侵略者を防ぐための要塞として、そして世界各地へと旅立った船の帰還を歓迎するのにも、また刑務所としても使用されました。
上階には王の居室が、2階には見張りのための小塔がありその下には17個の大砲が構えていました。
その後、1800年頃までの各年代で軍事戦略のため幾度となく改修されました。
ジェロニモシュ修道院と同じく1983年にユネスコ世界遺産として登録されました。
特に夕暮れ時にはベレンタワーのバックに沈む夕日と相まってとても綺麗です。
メモ
入場料
6€
ジェロニモシュ修道院と国立考古学博物館との共通チケット: 12€
開館時間
10月-4月 10:00-17:30
5月-9月 10:00-18:30
閉館日: 月曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月25日
3.発見のモニュメント / Padrão dos Descobrimentos
海洋国ポルトガルの黄金時代に活躍をした偉人達のモニュメントが印象的な建物で、元々は1940年にポルトガルの万国博覧会の一環として建てられました。
1960年にエンリケ航海王子の死後500年を記念して、記念碑はシントラの石灰岩の石で作られたコンクリートで再建されました。
先頭に立つのはエンリケ航海王子、左側3人目はヴァシュコ ダ ガマ、左最後から2人目はフランシシュコ ザビエル、右側12人目の左手を上げているのはルイシュ カモンイシュです。
内部には展示物とドキュメンタリーの映画が毎日15:30より上映されています。
屋上にある展望台からはベレン地区、4月25日橋、対岸が一望できます。
入り口手前の広場には、世界地図が描かれており、各国の最初に到達した年が記載されています。
メモ
入場料
6€ 展示、展望台、映画
4€ 展示
開館時間
10月-2月 10:00-18:00（月曜閉館）
3月-9月 10:00-19:00
閉館日: 1月1日、5月1日、12月25日
4.パシュテイシュ ド ベレン / Pastéis de Belém
ポルトガルを代表するお菓子のパシュテイシュ デ ナタと呼ばれるエッグタルトで有名な1837年創業のお店です。
毎日その場で手作りされ焼かれています。
19世紀の初めに、ジェロニモシュ修道院の隣にサトウキビの精製所がありました。
1820年の自由革命の結果として、ポルトガルの修道院と修道院は1834年に閉鎖され、聖職者と労働者は追放されました。
生き残るために、修道院の誰かがお店で売るために提供をしました。
昔は卵の白身は洋服のノリとして使用され、黄身の使用方法を考えこのお菓子ができたとも言われています。
1837年に、修道院からの古代の「秘密のレシピ」に従い、精製所に付属する形で創業されました。
「秘密の部屋」で手作りした菓子職人に伝えられ、このレシピは今日まで変わっていません。
メモ
開館時間
8:00-23:00
8:00-19:00 (1月1日、12月24日、12月25日、12月31日)
5.Maat (パワーステーション/ミュージアム)
パワーステーションとMAATのミュージアムの二つの建物からなります。
パワーステーションはリスボン区域の電気を供給するため1908年にでき、1909年から1970年代まで動作していました。
その後、2006年に発電所サーキットとして博物館の常設展示としてオープンし、上階は入れわかりの展示が行われています。
近代的で建物自体がアートのMAATの建造物は2016年にでき、現代美術を展示しています。
建物自体が素晴らしくその屋上に行くことができるので、特に入館せずに建物の上部から景色を楽しむだけでもおすすめです。
メモ
入場料
5€ Central
5€ MAAT
9€ Central + MAAT
無料 毎月第一日曜日
開館時間
11:00-19:00
11:00-15:00 (12月24日、12月31日)
閉館日: 火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
6.国立考古学博物館 / Museu Nacional de Arqueologia
考古学、民族誌学、硬貨、宝飾品、エジプト美術を展示しています。
メモ
入場料
5€
ジェロニモシュ修道院と国立考古学博物館との共通チケット: 12€
開館時間
10:00-18:00
閉館日: 月曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月24日、12月25日
7.Central Cultural de Belém
ヨーロッパで最大級のカルチャーセンターです。
映画、コンサート、その他アクティビティなども開かれます。
毎月の最初の日曜日には屋外フリーマーケットも開催されます。
8.ベラルドコレクションミュージアム / Museu Coleção Berardo
現代コンテンポラリーアートの美術館です。
ピカソ、ダリ、ウォーホールなどが展示されています。
メモ
入場料
5€
無料 土曜日
開館時間
10:00-19:00
1月1日 12:00-19:00
12月24日 10:00-14:30
12月31日 10:00-14:30
閉館日: 12月25日
9.海洋博物館 / Museu de Marinha
1863年に海軍博物館として創設され、1962年に、ジェロニモス修道院に新しい施設として発足しました。
海軍の博物館ですが、それだけにとどまらず、ポルトガル航海の黄金時代の歴史に関する展示がなされています。
メモ
入場料
6.5€
開館時間
10月-4月 10:00-17:00
5月-9月 10:00-18:00
閉館日: 1月1日、イースターの日曜日、5月1日、12月25日
オフィシャルサイト
10.国立馬車博物館 / Museu Nacional dos Coches
1905年に世界で初めて開館した馬車博物館です。
2015年に新たな建物に移動しました。
別館にロイヤル乗馬学校もあります。
メモ
入場料
8€
ロイヤル乗馬学校との共通チケット:10€
開館時間
10:00-18:00
閉館日: 月曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月24日、12月25日
オフィシャルサイト
11.民衆美術館 / Museu de Arte Popular
メモ
入場料
2.5€
開館時間
水曜日-金曜日 10:00-18:00
土曜日-日曜日 13:00-14:00
閉館日: 月曜日、火曜日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月24日、12月25日
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