2019/03/24   

リスボンの新しい定期券制度は4月から

リスボンのトラム
4月からリスボンの公共交通機関の定期券制度が変わります。

今まで複数あった定期券が30ユーロと40ユーロ固定になります。

30ユーロの定期券Navegante Lisboa (Municipal)と呼ばれ、主にリスボンの中心部のみで以前のNavegante Urbanoに相当し、中心部ならどの乗り物にも乗れます。
地下鉄、バス(範囲内)、トラム、ケーブルカー、電車(範囲内)、サンタジュシュタのエレベーター

40ユーロの定期券Navegante Metropolitanoと呼ばれ広範囲にわたる定期券でリスボン周辺のシントラ、カシュカイシュ、セトゥーバル、シジンブラなど以下の都市間もカバーします。
Alcochete, Almada, Amadora, Barreiro, Cascais, Lisboa, Loures, Mafra, Moita, Montijo, Odivelas, Oeiras, Palmela, Seixal, Sesimbra, Setúbal, Sintra, Vila Franca de Xira

なお、3月26日から申請が可能です。
今までは購入から30日間という期間でしたが、月単位に変わります。
つまり月初めの1日に購入をしても10日に購入をしても月終わりで期限が切れます。

4月中は移行期間となり7日間10ユーロの限定定期の購入が可能です。
しかし、これはNavegante Metropolitano相当となります。

尚、65歳上の方には特別パスがあり、20ユーロで購入が可能です。

現在一番安いリスボン市内だけで使用できる定期券が、36.7ユーロなので実質30ユーロに値段が下がることになります。
全ての物価が上昇しているリスボンで、値段が下がるということはとても珍しいことで、これは本当に嬉しいです。

参考リンク(ポルトガル語)

Booking.com
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