2018/07/23   
Category: 旅行

ギリシャの旅: ミコノス島

ミコノスタウン
ギリシャへ行くことを決めた時に、どこかの島を訪れたいと思いました。
考慮した点は以下の通りです。

  • フライトスケジュールが組みやすく安いこと
  • 空港からシティーセンターまでアクセスしやすい
  • 一泊で見たいところが回れる
  • ストリートフォトに適している

ギリシャの島といえばサントリーニ島が有名かもしれません。
ネットで調べていくとハネムーンに行くカップルが多いらしく、ひとり旅をしてもあまり楽しめないかなと考えました。
そして船でントリーニ島とミコノス島をセットで廻る人も多いとのことです。
今回、アテネで同じ部屋に宿泊した人は一人でこの両方の島を廻ると言っていました。
ということでミコノス島のことを初めて知りました。
風景写真に関してはサントリーニ島はとても素晴らしいと思うのですが、ストリートスナップにはミコノス島が良さそうでした。

アテネからボロテアというスペインの会社の直行便があり、往復で77ユーロと安くはなかったですがスケジュールがうまいことはまりました。

空港から中心地まで近いことも決めた利用でした。
たまに航空券は安いけどすごく遠くで不便でタクシーに乗ったら結局安くない場合もあったりするので。。。

フライト到着から中心地へ

アテネからミコノスへのフライトは25分くらいでした。
今まで乗ったフライトで一番短かかったかもしれないです。
ミコノス島の空港

朝7時過ぎに到着したので、空港から中心地へのバスがなく、結局歩いて中心地まで行きました。
後からホステルで聞いたのですが、どうやらタクシー料金は空港と中心地との間では一律料金が適用されるらしく15ユーロと言っていたような気がします。
ホステルで頼むと少しディスカウントされると言っていました。

ミコノス島の時刻表

基本的には坂を下って行くだけだったので大変ではありませんでした。
しかし、朝早いということもあってか歩いている人は誰もいませんでした。

ミコノス島

ミコノス島は物価が高く、自分のようにもともと格安旅行で来ている人も少ないのかなと感じました。
食べ物と宿泊費がアテネの倍くらいに感じました。

ミコノス島

ホステルを予約したのが到着の3週間くらい前になってしまったのですが、ベッド一泊45ユーロしたのにはびっくりしました。
普段は20ユーロくらいに抑えるようにしているので2泊分ですね。
しかし、中心地まで歩いてすぐのところだったので利便性はとても良かったです。

物価のことなどホステルのスタッフに話を聞くと、夏場しか客が来ないのでどうしてもそうなってしまうとのことです。
アテネなどの都市に住み、夏のシーズンだけこちらで仕事をするために住んでいる人も多いとのことです。
確かに冬にここを訪れる人はかなり少なそうなので、ここにしか住んでいない人達は夏のうちに一年ぶんを稼がなくてはいけない人達もいるのかなと思いました。

ミコノス島での交通手段

電車やトラムはないのでバス、ボートかタクシーになります。

各方面へのバスはFabrikaから発着しています。
自分はPlatis Gialosのビーチに行く時と空港へ戻る時に使用しました。
ミコノスのバス発着場

ボートはいくつかの会社が定期便を運営していました。
ミコノス島のボート乗り場

食べ物について

物価が高いので一度だけレストランで昼食を取ったのですが、ビールが6ユーロしました。
リスボンだと2ユーロしないので、その価格に慣れてしまうと物凄く高く感じてしまいます。
ケバブ(スブラキ)が7ユーロ、スムージーが4ユーロ、カクテルが10ユーロ、メインディッシュが15ユーロからといった感じでした。
タコのグリルも20ユーロくらいしていました。

凄いお金持ちの人達はモナコとかマジョルカ島なんかでバカンスを楽しむのかもしれませんが、そこまでお金がかからずにバカンスの雰囲気を味わうにはミコノス島はいい場所かもしれません。
そのため学生くらいの歳の人たちも多く見かけましが、それなりにお金を持っている人達という印象でした。

Platis Gialosビーチへ

ミコノスのビーチ

今回一泊しかなかったので、一箇所しかビーチには行けないなと思いこのサイトを参考にして選びました。
https://santorinidave.com/best-beaches-mykonos

基本的にはランキング1番のところは避ける人なのですが、ミコノスタウンから5kmと近場にあることと、バスが頻繁に出ているのでここに決めました。
ちなみに最終は夜の2:10でした。
ミコノスのバス時刻表

パーティーが好きな人たちはParadiseビーチなどに行くようです。
こちらも日中は30分間隔で最終は夜1:15でした。
ちなみにAgios Ioannisビーチへも日中は30分間隔で最終は夜1:30で、Paragaビーチへは一時間間隔で最終は22:15でした。

Platis Gialosへのチケットは1.8ユーロと書かれていましたが、実際には1.6ユーロでした。
ミコノスのバス料金

結果、Platis Gialosビーチに行ってよかったと思いました。
美しいビーチで人も予想していたよりも少なく、ゆったりとすることができました。
ビーチの前にはホテルが並んでいてパラソルとベッドが砂浜に並んでいます。
ホテルにはいくつかバーがあって、ガンガンと音楽をうるさくかけているところもありましたが、場所を選べば気にならないと思います。

ミコノスのビーチ

興味本位でスタッフにこのベッドを借りるのにいくらかかるのか尋ねると、一日60ユーロだと言っていました。
宿泊代より高いし。。。ということで砂浜にマットを敷いて寝そべっていました。
もちろんこれは無料です。
自分の他にそうしている人たちも見かけましたが少数派でした。

ミコノスのビーチ

地中海に浮かぶ島のため、ここも水温は暖かくいくらでも水に浸かっていることができました。
イスラエル、キプロスと同様に、ここでも荷物を取られる心配をする必要も全く感じられず安心して海水浴を満喫することができました。
ちなみにシャワー設備はなかったように思われます。

サンセットをミコノスタウンで見ようと、夕方の少し前に帰りのバスに乗ろうとしたのですが、満杯で次のバスを待たなくてはいけませんでした。
30分間隔で来るのでよかったのサンセットには間に合いましたが、出発時間よりだいぶ早めに行って待っている方が良いかもしれません。

ミコノスの印象

人々のミコノスでのバカンスはこんな感じでしょうか。
昼はビーチで過ごして、夜はドレスアップしてカクテルやダンスを楽しむいわゆるヨーロッパのビーチリゾートという様でした。

ミコノスタウンは小さいので一日あれば歩いて回ることができます。
自分は朝の7時過ぎに空港について翌日の夜7時過ぎのフライトでアテネに戻りました。
実質36時間の滞在でしたが、街もビーチもとても楽しめました。
きっともっと滞在日数が多かったら毎日別のビーチに行くのかなと思います。

訪れる人たちが魅了されるであろう白い建物と白いストリートですが、街中を歩いていると塗装をしている地元住民を時々見かけました。
やはりこの白を保つためには定期的に塗り足していく必要があるようです。

ミコノスの通りミコノスの通りミコノスの通りミコノスの通り

中心地には狭い路地にたくさんのショップがありました。
そして結構夜遅くまで開いていて夕食を食べて飲んだ後でもショッピングができます。
商品の飾り方がステキで、それが街の色を付けていて商品に興味がなくても楽しめました。

サンセットの時間帯は本当に素晴らしくきれいでした。
ミコノスのサンセット
ミコノスのサンセット
ミコノスのサンセット

リトルヴェニスと呼ばれるエリアにはバーやレストランがたくさんあり、特にサンセットの時間はたくさんの人たちがいました。
ミコノスのサンセット
リトルヴェニス

帰りのミコノス島からアテネへのフライトでは荷物検査がありませんでした。
イスラエルでの5分かかるチェックがあったので、逆にしなくて良いの?という感覚になってしまいました。

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