トドラ渓谷からマラケシュへの移動です。
ティネリルまでは乗り合いタクシーを使用して、そこからはSupratoursのバスを利用し130DHでした。
予定出発時間よりもだいぶ前に到着し出発したので遅くても30分前にはバス停にいた方が良さそうです。
このバスで一気にアトラス山脈を乗り越えます。
これが思っていたよりも過酷な道のりでした。

景色はもの凄く素晴らしく眺めていて全くあきませんでした。

問題は結構車酔いしている人がいることでした。
地元の人たち数名が車の中で吐き始めていました。
自分は日光の修学旅行で車酔いをした記憶がありますが、この景色に感動していたからかまったく問題ありませんでした。
でも車酔いし易い人は酔い止め薬必須だと思います。
それと袋を用意しておいてください。
酔った内の二人はもっておらず大変なことになっていました。。。
なにはともあれ暗くなり始めたころマラケシュにようやく到着しました。

値段交渉は半額で

マラケシュはショッピングと食という言葉がぴったりな気がします。
さすがに観光で有名な街だけあって、今回の旅の中で一番観光客が多かったように思います。
マラケシュではシャウエンとフェズで会った友人と再会し夕食を共にしました。
その翌日は以前のバスで会った香港から来た人と偶然またバスが一緒になって夕食を共にしました。

お店での値段交渉ですが、向こうが最初に言った値段の半額にはなると思って良いと思います。
お互いに値段を言い合いながら交渉をするのですが、最終的に向こうが最初に言った値段とこっちが最初に言った値段の中間にしたいみたいです。
「ラストプライスは？」と聞いてくるので自分は最初に言った半値から一切変えなかったのですがほぼ100%最終的に交渉成立しました。
それでも15分くらい粘ったりしたのですが、最初に3分の1の金額を言っていればもう少し値切れるかもしれません。
しかし結構機嫌悪そうになってくる人たちもいるので、そうなったら店を出た方がいいです。
でも最終的には分かったよって言ってくれる可能性もあります。

マラケシュからカサブランカへは電車で移動しました。
その日にカサブランカの空港からリスボンへ移動するよ予定だったので滞在は数時間だけでした。
カサブランカ空港はカサブランカ市街よりも近いところにあるのですが、一度カサブランカ市街へ行って乗り換えないといけないので市街で途中下車して数時間散策をしました。
他の街を見てきたのでこんな感じかということで。

モロッコの旅最高でした。
今までで一番と言えるかもしれません。
素晴らしい自然と暖かい人たち、安全でショッピングと美味しいタジン鍋にステキな内装のリヤドとなどです。
ただお金をせしめようとするトリッキーな人たちもいるので気をつけて下さい。
一人旅だったのですが、どの街でも新たに人に会って一緒に街を歩いたり夕食を共にしたりして良い出会いがたくさんあったなと思います。
それが今回の旅を素晴らしいものに変えたとも思っています。
今はFacebookで簡単につながっていられるのでリスボンに来ると言っている人たちもいたので是非とも再会したいと思っています。

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