ポルトガルでのアパート探しに関してです。
いま自分も新たに探しているのですが、明らか値段が高騰しているのが分かります。
2、3年前に比べてだいたいですが1カ月100ユーロくらい上がったのではと思います。
リスボンのメトロ沿線では1ベッドルームとリビングルームで500から700ユーロくらいします。
ポルトガルの最低賃金618ユーロくらいですから、いかにリスボンでアパートを借りるのが困難かが分かります。
そのため大学を卒業して運よく仕事が見つかって働き始めても親と住むまたはフラットシェアをする人がかなりの数います。
フラットシェアですと一部屋250から350ユーロくらいで光熱費は込みのことがおおいです。
どうやって探すか
インターネットまたは街を歩いてアパートに貼られている看板を見つけることになります。
ネットに関しては、ほぼどの物件も写真を見ることができるので連絡を取る前にある程度判断ができるのでいいかと思います。
あらかじめフィルターをセレクトしたいくつかのサイトを載せておきます。
- リスボン
- 賃貸物件
- 700ユーロ以下
www.custojusto.pt
（750ユーロ以下）
フィルターに使われているポルトガル語を記載しておきます。
- Apartomentos – アパートメント
- Todos – 全て
- Venda – 販売
- Arrendamento / Alugar – 賃貸
- Procura – 要望
- Preço de – 下限価格
- Preço até – 上限価格
- Tipologia – 類型（タイプ）
- T0 – リビングルーム（ベッドルーム兼用）
- T1 – リビングルーム + 1部屋
- T2 – リビングルーム + 2部屋
- Área útil mín – 最小面積
- Área útil máx – 最大面積
詳細を確認しているときに知っておくと便利なポルトガル語を記載します。
- remodelado – 改装済
- mobilado equipado – 家具装備
- casa de banho – バスルーム
- sala – 部屋
- cozinha – キッチン
- quarto – ベッドルーム
- eletricidade – 電気
- água – 水道
- gás – ガス
- Internet – インターネット
家具、電気、水道、ガス、インターネット料金は家賃に含まれていないことが普通です。
それと注意する点としては”sem”という語があります。
これは英語で言う”without”にあたるのでこの語が付いている場合は含まれません。
一般的なアパート選びのポイントは日本と一緒だと思うので、それ以外の部分を記載します。
古いアパートは改装されていないと結構厳しいものが多いです。
壁の色、雨漏り、密閉性（風が入って来たりします）、カビやトイレの匂いなどの問題があります。
リスボンは比較的温暖なので、他のヨーロッパの国に比べて壁が薄いと思われます。
冬は湿気が多くカビが発生し安いので通気性と密閉性を考慮するといいと思います。
例えば、バスルームに窓がない物件が結構沢山ありました。
それと窓が2重になっているかどうか、閉めたときに隙間がないかどうかなども気にしてみて下さい。
契約
不動産会社を介す場合とアパートのオーナーと個人的に契約を結ぶ場合とがあります。
オーナーと個人契約を結ぶ場合に、領収書なしという契約をしたがる人がいます。
これはオーナーが所得申請をしないですむので、税金を逃れるためにしています。
実際にあったのですが、領収書ありにするなら値段上げますと言われました。
詐欺物件に注意
なんだかんだ理由をつけて物件を見せる間に前金を振り込んでくれと言ってくる場合があるそうです。
前金が払われるともちろん連絡がつかなくなり逃げられてしまいます。
自分の友人もオーナーと思われていた人と連絡を取り合っていて、気になったので教えられた住所に事前に確認に行ったところ貸し出しをしている物件はなかったということがありました。
一部、別の自分の過去ブログからコピーしました。
[wp_ulike]
