2016/01/29   

移住する上で考慮したいこと(2)

人々

現地の人々、特に言動が好きになれるかどうかは大事な要素だと考えています。
普段やはり人と接することなく生活することはできません。
職場の同僚、アパートの隣人、スーパーでの買い物、レストランやカフェに行った時、歯医者に行った時など必ず人とコミュニケーションを取ることなります。
その時のやりとりで人々の考え方が分かったりします。

自分に合う合わないがあると思います。
合わないところにばかり目がいってしまうとストレスが溜まると思います。
なんで人々がそういう考え方をするのか理解に苦しんだりします。

ポルトガル人はリラックスしているせいか、時間に物凄くルーズで決まりごとを守らない人が結構います。
一緒に仕事をするとミーティングには必ず遅れてきたり、タスクのデッドラインを守らなかったり、効率が悪かったりする部分を改善しようとしないのでストレスが溜まることが多いです。
その他、普段不満に思うことは電車がいつも遅れる、
エスカレーターが動かなくなってそのまま数週間ほったらかしになる、
飼い主が散歩中の犬のフンを路上に放置する、
車が水たまりを走行して歩道の人に水しぶきをかける、
タクシーの支払いでおつりを返さないでチップとして勝手に取ろうとする、
ドアを物凄い音を立てて閉める、
歩道の歩行者のことを考えずに駐車する、
電車の4人掛けの向かいのシートに足を伸ばして乗っけて座る、
カフェのカウンターで注文をしようと待っているのに別の人がいきなり入ってきて注文をし始める、
相手と話をしている途中に別の人が突然割り込んできて別の話をし始めるなどなど。
人によっては宗教が何においても一番大切だと考えている人もいます。
自分は無宗教ですがポルトガルにいるとたまに神について語られ始めることもあります。

最終的にはそういったことがしょうがないと受け入れられるかどうかになってくると思います。
ストレスが溜まらないようにするには現地の人と同じように行動をすることだったりしますが、これはにはまだ自分は抵抗があります。

安全性

やはり日本に住んでいると安全だなって感じると思います。
国外へ行くと日本の常識は通用しなく、行って良いところと行かない方が良いところ、そして行ってはいけないところがあります。
スリなどは自分で気をつければ良いのですが、集団で襲われたり凶器を使われるともうどうにもなりません。
いつも警戒をしないといけないのではストレスが溜まりますし、行動の選択肢が狭まります。
運というのもありますが一つの出来事が人生を変えてしまうこともあります。
自分はリスボンで一度4人に暴行をされ所持品の携帯、カメラ、財布を強奪されました。
夜12時くらいで人気のない細い通路を歩いていたので後を着けられて狙われてしまいました。
相手が武器を持っていなく大怪我をしなかっただけ幸いというべきなのでしょうが、相当落ち込みました。
その後、これも教訓としてこういうことが起きるんだと認識をして気をつけています。

気候

気候は人々の生活に多大な影響を与えます。
温度、湿度、降水量、夏と冬の日照時間などで快適に過ごせるかどうかが変わってきます。
ヨーロッパの国々の冬は厳しいです。
寒く常に雲に覆われているような状況だったりします。
北欧諸国は生活水準も高く魅力的に見えますが、冬の日照時間の少なさと寒さは深く考慮しなくてはいけない点だと思います。
リスボンも冬は雨が多くなるのですが、それでも日中は10℃前後あったりするので他のヨーロッパ諸国に比べたらだいぶ暖かいと感じれると思います。
リスボンに移った自分の友人達は普段の生活には不満を持っていたりしますが暖かい気候と青空が見れるからという理由で住み続けている人が多いです。

モチベーション

その国に対して目的や目標が見いだせると移住する上で重要なポイントになると思います。
恋人や配偶者が住んでいる、その国の文化や歴史が好き、やりたい仕事がある、街並みが好き、食べ物が好きなど様々あると思いますが、思い入れが強いと少々困難があっても乗り越えて行けるのではないのでしょうか。
困難があるとなぜこの国にいる(いたい)のだろうかって考えてしまうこともあります。
何が自分をその場に留まらせる理由になるのかとわかるとブレずに先に進むことが出来ると思います。

その他

医療機関、教育の質、日本人のコミュニティーがあるのかなど。

いくつか移住先の候補がある時はこれらの項目をそれぞれ確認をして比べてみるのもいいかと思います。
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