2015/12/05   
Category: 旅行

ペレシュ城へ

[12月3日]
ブラショヴ(Brasov)からシナイア(Sinaia)という町に行ってきました。
目的はペレシュ城(Peles castle)に行くことです。
ブラジョヴから約一時間ブカレストに戻るかたちになります。
この町の印象は冬だからなのでしょうが閑散としていました。
駅の近くには大きなホテルがいくつか立ち並び、屋外スケートリンクの準備がされていました。
でも正直誰が来るのだろうと思ってしまいました。
まずはペレシュ城まで2キロの道のりを歩いて行きました。
平日だからかほとんど人がいなくて、大きなメンテナンスのされていない屋敷が売りに出されているのを良く見かけました。
屋敷の持ち主が亡くなり、子供たちはこれらを引き継ぐのを止めたからだと思います。
大きな屋敷は維持費がかさむのだと想像できますし、ここでも過疎化が進んでいるのかなと思ってしまいます。

少し迷ってペレシュ城へ到着するといくらかの観光客がいました。
20Leiを払ってチケットを購入し、エントランスへ。
写真撮影は別途32Leiを払う必要があります。
これはここで撮った写真をどこかで販売する目的にする人達がいるためこのような措置をとったものと思われます。

ギリシャから来た数名のグループと一緒にガイドが説明をしながら1時間くらい中を見て回りました。
中は城というよりも大きな屋敷もしくは小さな宮殿のような印象を受けました。
ガイドの説明は興味深く、100年以上前にオープンされたにもかかわらず既に電気が通っていて、開閉式の天井(手動/電動)、エレベーター(今でも動いている)などモダンな設備が設置されていました。
そしてセントラルヒーティングシステムがありいくつかある暖炉は装飾のためとのことです。
隠しドアが図書室にあったり興味深く見て回りました。

Peles Castle

その後、ゴンドラで山の頂上まで行こうと思ったのですが、頂上付近に雲がかかっていたのでやめました。
唯一であろうショッピングストリートを見て回りました。
自分はポルトガルのデビットカードを持っているのですが試しにATMで使えるか試してみたら、使用できたのでやはりここはEUの国なのだなと改めて思いました。
それと喉の調子があまり良くなかったので薬局に行って英語で話しかけたら、スタッフがしっかりとした英語で返答されたので安心しました。
やはり観光地ならではなのかもしれませんが、旧社会主義国の小さな町で英語が通じるのには少々ビックリしたのは事実です。
でもレストランに行ったときにはやはり英語が通じなかったりもしました。

気を付けたいのは電車のスケジュールです。
午前中には1本しかなく帰りも日中は2時間1本くらいとかなり少なかったりします。
ルーマニア国内の電車はこちらで時刻表を確認をして下さい。

*12月11日追加
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